なぜ再エネが進まないのか
クローズアップ現代のおさらい
3月4日放送のクローズアップ現代
なぜ進まない 再生可能エネルギー
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3471.html
ざっとした流れは
・再エネ電力全量買取制度始めたけど、大規模太陽光は2割くらしか稼働していない
・送電網が不十分なので自然エネ増やそうにも増やせない。
・解決策は固定価格買取制度と電力自由化
北海道で作った自然エネルギーを東京の消費地に送電するというムダ
北海道は自然エネルギーのポテンシャルが高く、これを東京に送る。
そのためには大規模な送電設備が必要で、電力会社が作る。もしくは国が主導して送電設備を整えるべき、とのこと。
・エネルギーの生産地と消費地。
・自然エネルギーの発電と送電の効率性。
この2つが問題を抱えたままでは、今までの電力体制から進化が見えないです。
北海道電力が送電設備を拡充させる余裕もないと思います。
国が主導する場合、使われるのは税金です。
それでも東京の人は北海道から風力発電の電気を使いたいですか?
消費者は自然エネルギーを選択するのか?
電力自由化によって、消費者は自然エネルギーを積極的に選択するのかということ。
市場が選択して、自然エネルギーは不要なものになってしまう恐れがあるのに電力自由化を推し進めようとする。
・巨大な権力を握っている電力会社を崩す。
・自由競争によって電力の価格が下がる。
みたいな感情的な理由や見通しが甘い考えが先行している電力自由化の議論。
もう少し立ち止まって考える必要がありそうです。
自然エネルギーで発電された電力を選びますか?
おしまい